恐怖の報酬

若い時に一度見たフランス映画「恐怖の報酬」を観賞した。

イブ モンタンの出世作と言われるこの映画は筋は簡単だが

油田火災を吹き飛ばすためのニトログリセリン運搬のトラック

運転をした4人の男のスリル満点の映画であるが。

多額の報酬を得るために命を賭ける男たちは運と努力の結

果がどう転ぶか判らない話、暫くは再度、見たくない映画

である。Kyou

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西部劇の醍醐味

「真昼の決闘」と「リオ ブラボー」の西部劇を観て比べると

面白い、双方とも保安官の活躍を描いたものであるが、

観点は全く違っている。 孤独で、人々の支援の無さを出し

ているが真昼の場合は保安官は追い詰められた男でどう

仕様もなく戦い、ブラボーは誇り高き男を演出しており、

プロで助けを求めない男たちを描いている。

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貫禄について

人の貫録と言うものは表情に現れる。

私が鑑賞する鬼平犯科帳の中でゲスト俳優中一番貫禄があると思う

のは「討ち入り市兵衛」の蓮沼の市兵衛だった。 芝居の中で一辺も

笑いが無い、小柄な体ながら貫録はすごかった。

貫録はその地位や能力によるのでなく、人の存在だと

思うのだが、何の意味もなく白い歯を見せる麻生総理には貫禄を

全然感じない。 先ほど亡くなった中村又五郎さんを悼みます。

Jizou

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時代劇は夢の国

世知辛い世の中で、時代劇を観ると心が休まる。

その理由は何だろうか、時代劇と言っても大体江戸時代であるが

昔も今も人の生活に大差はあるが、人の生理的な慾求にそれ程の

差は認められない。 おまけに暮らしの基本はそれほどかけ離れて

いる訳ではない。 起きて食べていろんな仕事をして、排泄をして

寝る生活態度は程度の差はあれ、理解の範囲内である。

何故、時代劇に惹かれるのか、現代では求められない人間の絆と

義理、人情の世界。 殺伐とした殺陣ですら現代の殺人事件とは

切り離して見られる気安さが、惹かれる理由ではないだろうか。

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西郷隆盛の執念に思う

NHKの連続ドラマ「篤姫」で官軍の参謀・西郷隆盛が徳川慶喜

の首を取るまでは戦争を止めないと頑張ったとか、隆盛は権力

はそう簡単に倒れないと踏んでいた。 300年も続いた幕府が

朝廷に大政を奉還しても、徳川家の存続する限り、権力の円

満な移行は出来ないと考えたのは現在から考えても至極当然

だと思う。 古今東西、権力は戦い取られていた。 民主主義

の現在、如何に腐敗したとは言え権力者の権力に関する執念

を断ち切るには選挙で敗北させる他はない。Saigotakamori

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野良犬

戦後の映画で傑作とされる「野良犬」は本当に見ていて飽きの来な

い作品である。

戦後の物資の乏しい、人心の荒廃した世相の中を迷いながら街を

歩く拳銃を掏取られた刑事と追われる拳銃を奪った犯人の絡みで

ある。

俳優には名優の名が残る三船敏郎、志村喬、木村功、淡路恵子な

どが体当たりの演技をして面白い、歴史を感じさせる演出である。

当時活躍した警視庁刑事の刑事魂が随所に見られる。

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モロッコ

マレーネ・ディートリッヒとゲイリ-・クーパー共演の「モロッコ」は外

人部隊と言う特殊な軍隊の兵士とバーの歌姫の恋の話である。

筋は単純なもので余り感心しないが、おとぎ話とすれば頷ける。

今頃このような純情な女がおればと男は思うだろうが、女が見れば

馬鹿げた話だろう。 特に最後のシーンで華奢な女が砂漠の砂地

を裸足で男の軍隊を追いかけるシーンは現実を無視した実際には

あり得ない設定である。

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駅馬車

Pdm041 ジョン ウエインがまだ若い頃の西部劇であり、

モノクロで砂ぼこりの混じった不透明な画像で

観ていて頭痛がしそうであるが、活劇としては

結構面白い。 何といってもジョン ウエインの

姿が爽やかである。 それにインデアンの追撃

など映画とは言いながら、危険な場面をいとも簡単に撮る俳優

の勇気と撮影技術に特殊撮影では見られないと感服せざるを

得ない。

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キリマンジャロの雪

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アーネスト・ヘミングウェイ原作のこの「キリマンジャロの雪」は

「スター・ウォーズ」の20世紀フォックスが、当時のビッグ・スター

を集めて大ヒットした作品である。

アフリカの猛獣狩りに興味を持っていたが、この映画は彼自身

がモデルで、狩りの最中にケガをして敗血症になり、死と戦っ

ている。キリマンジャロの麓だから救助が果してくるのか?迫り

来る死を前にかつて愛しあった三人の女性の事を思い出す。

この三女優がエヴァ・ガードナー、スーザン・ヘイワード、そして

ドイツ映画の大スター、ヒルデガルド・ネフの三人

それに死を意味するハイエナや禿鷹を配置し、頭の中で過去

を回想する面白い作品である。

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キング・ソロモン

Pdd046 物語としてはアフリカを自分の領域と考えた

白人の夢としか言えない話であるが。 この

ドラマで出てくる現地人や動物は酷い扱いを

受けている。 殆どがフイクションの世界で

あろうけれど、これが天然色で映画化される

とその迫力は感服せざるを得ない。

アドベンチャー、白人の案内人と美しい人妻間のロマンスを巧みに

入れてドラマ化しているだけに観る者をとらえて離さない。

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サムソンとデリラ

Pdd038物語の筋は簡単だが、ライオンを素手で殺す

ほどの怪力無双のサムソンはセマダールとの

結婚を求めるが、サムソンに惚れて嫉妬に狂う

姉の妖麗なデリラの姦計に嵌って力を失い。

失明してから群衆の集まる祭殿を壊し、自分と

デリラ、その連れの王や多くの参列者を道連れにして死んでし

まう。 最後の場面のスペクタクルはさすがアメリカと感じ入る。

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緑園の天使

エリザベステイラーが12歳の時に撮影された「緑園の天使」は美しい

映画だ、本当にはあり得ない話を、実際にあったように制作した映画

は鑑賞するときに興奮を覚える。 彼女が子供の時に撮影されたと

される映画は現在の私たちが見ても面白い。N_616dlr50480

最初はホームドラマと考えられた物語が、大きな

競馬場の障害物競走で多数の落馬者が出る中

で少女の彼女が勝ち残るのは圧巻である。

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1950年代のアメリカ映画

私は暇があると、1930~60年制作のアメリカ映画を観賞する。

約120のDVDに収録された作品でサスペンスと西部劇が大部分

だが、映画の小道具に現在のような携帯電話やパソコンなどの

機器は出てこないが、それだけにストーリーも動作も純粋で

簡素、演技する俳優の心理描写などは現在のテレビドラマの

ように複雑で突飛、何を言わんとしているのか判らない筋から

はすっきりしていて我が国の時代劇ドラマと共通するものがあり

癒される。

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再現できないリハーサル

今や伝説になっている歌手李香蘭の東京における「日劇七回り

半事件」中国・上海における「夜来香幻想曲」のリサイタルは

大衆を酔わせる稀に見る熱狂だったようだ。 ソプラノで鍛えた

喉で歌う高音の歌手は最近見ない。 ぜひ誰かやってもらいた

と思うが山口淑子さんほどの才能のある歌手は居ないのでD

VDの無かった当時を再現しようもない。

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